「普通に使えればいい」とお考えの方が量販店で買う時にも通用するパソコン選びのたった2つのポイント（プロスペクト新潟がパソコンを選ぶ時に何を重要視するか）

今日は、パソコン初心者や初級者の方が、量販店などでパソコンを買う時にどうやって選んだらいいか、弊社なりのポイントをお話ししたいと思います。

さっそく結論から言うと、

・CPUがIntel Core i3（コア アイ スリー） または Core i5（コア アイ ファイブ）

・メモリー4GB

のパソコンを選びましょう。

これをメモに書いて店頭にお持ちになるなり、店員さんにスマホでこの画面を見せるなりしてください。

なお、画面のサイズなどはお好みで。

また、よくハードディスクの容量を気にされる方がいらっしゃいますが、今のパソコンは外付けで後からどうにでも増やせるのであまり気にしなくていいかと。

もっと安いものも見つかると思いますが、悪いことは言いません。多少高くてもこの条件に合うものを強くお勧めします。

※理由は一番最後に。

さて、なぜこういう条件になったのか。まずなぜうちがパソコン販売を始めたのか、から説明します。

修理するか、買い替えるかの目安は４～５万

創業13年目（もうそんなになるか…）の弊社はパソコンの修理が主な業務でしたが、最近はパソコンの販売台数が多くなってきました。

パソコントラブル対応のご依頼で訪問すると、修理するよりも新しく買った方がいい場合が多くあります。そのパソコンが古い場合は特に「そのパソコンに何万もかけるのは…」という判断になります。

やはり修理に４万以上かけるとなると、その金額を新品購入にかけた方がいいのでは…と、ぐっと傾きます。

その際に「いいパソコンご用意しますよ」とお話しすると「じゃあ、紹介してくれる？」とご依頼いただく、というのが主な流れです。

なぜプロスペクト新潟からパソコンを買うのか

お客様がいわゆる量販店でなくプロスペクト新潟からパソコンを購入するのには、いくつか理由があると考えています。

お客様目線で考えてみると、こんな感じかなと。

１）「わざわざ量販店行くのも面倒」→ 量販店行くのも面倒だし、行っても自分では選べないし。

２）「目の前の人の対応は悪くなさそう」→ すでにそれまでに電話などで対応し、来てからも話ししてみたが、悪い人（会社）じゃなさそう。

３）「ここから買えば買う前も後も面倒見てくれそう」→ 初期設定とか、買った後に何かあってもすぐに聞けそうだし。

４）「値段も高いということはなさそう」→ まあ値段を聞いてから考えてもいいか。

自分に合うパソコンを、量販店へ行って自分で探すのは、やはりハードル高いですね。

そこに展示してあるものから探さなければなりませんしね。

プロスペクト新潟にパソコン購入をご依頼いただくと、お客様がどんな使い方をされているかをしっかりお聞きしてから、それに応じてパソコンを選んでご紹介します。

基本的に新品で、最新モデルはもちろん、型落ちモデルでお安くなっているものの中からも探してきます（これがまた安いんです…）。

プロスペクト新潟の機種選び

さて、お客様の使い方やご予算などを大前提に選ぶとして、この後どう絞り込んでいくか。

プロスペクト新潟のパソコン選びの基本は、ひと言でいうと「必要な機能はついていて、余計な機能のついていないモデルの中から、性能が一定以上のもので、お値段が最も安い」というものです（一言じゃないか）。

ご指定がなければメーカーにもこだわらず、お客様にぴったりなものをご用意します。

中でも、「性能（計算能力）が一定以上」ということにこだわっているとも言えます。

なぜ「性能」にこだわるのか

なぜ弊社が「性能」にこだわるかというと、パソコンが嫌になる大きな理由の一つが「動作が遅いことによるストレス」だと考えているからです。

私はパソコンやスマホの無料相談を3年以上続けていますが、その中で気づいたことは「『動作が遅い』というご相談は、安い（≒性能が低い）モデルを買ったお客様が8割以上」ということ。これはパソコンもスマホも同じです。

パソコンが広く使われるようになって以降、これまでのどの時代でも「性能（計算能力）が低いパソコン」は初期設定直後から動作が遅いのです（断言）。

それによるストレスは、使っている数年にわたって続きます。

いい意味でも悪い意味でもそれに慣れてしまう方が多いですが（ここでパソコンに対するマイナスイメージが出来上がる）、結局我慢できなくなって相談に来られる、ということなのです。

逆に性能のいいパソコン（いわゆる「速い」パソコン）を知ってしまうと、そのストレスのなさに驚き、遅いパソコンに戻るのが嫌になります。

同じ買うならできる限り動作の早いパソコンをお客様に選んでいただき、ストレスのない快適なパソコン生活を送ってほしい、というのが私の心からの願いなのです。

お客様と業者という関係ではありますが、やはりそこはご縁。お客様にはできるだけいいものをお選びし、満足していただきたいのです。

金額が大きく違う（2倍とか）ならためらいますが、数万円であれば、ひと月にすると数百円レベルの違いです。

安い、性能の低いパソコンを選んではいけないのか

では「安くて性能の低いパソコンを選んではいけないのか」というと、そんなことはありません。

安くて性能が低くて、動作が遅いのをよく理解した上で購入すればいいのです。

その性能で十分、と判断できる方にとってはお値段的にもベストな選択となります。

パソコン選びのポイント（平成27年1月版）

最後に、量販店で皆さん自身がストレスの少ないパソコンを選ぶにはどうすればいいかをあらためて。

冒頭でも書いたとおり、ポイントは2つです。

・CPUがIntel Core i3（コア アイ スリー） または Core i5（コア アイ ファイブ）

→「性能」を左右する一番大きな要素です。ランクとしてはCore i3が5段階中上から3番目、Core i5は2番目となります（お値段もi5搭載のものの方が高い）。
i3とi5は一般的な使い方ならストレスがたまるほど遅くなることはないはずです。

ちなみに、ランクの1番上が「Core i7」、4番目が「Pentium」（ペンティアム）、5番目が「Celeron」（セレロン）となっています。

※CPUのランク付けは色々な決め方がありますが、あくまで当社における判断の結果がこのランキングです。

・メモリー4GB

→パソコンが速く動くためには「頭脳」であるCPUと「作業場所」であるメモリーが両方揃っていないとダメなのです。
2GBのものもありますが、4GBあるとまず安心です。

目当てのパソコンにとりあえずこの2点が入っていれば、まず間違いないかと。

繰り返しになりますが、画面の大きさや他の機能などは使い方に合わせて選んでくださいね。

（池口 清秀）